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イタリア料理留学③「準備」

前回『イタリア料理留学②「学校選び」』

申し込み

パンフレットに従って、申し込み。手付金3万円→本申し込みの残額の留学費用を振り込んだら代行会社であるアドマーニさんとのやりとりは一旦終了。航空券の手配も頼んだらしてくれるようです。アドマーニさんのHPには、留学に必要な準備や情報が分かりやすく載っていたので参考になりました。私は2週間だけということで、難しい手続きもなくあとは当日を待つのみ。これが2018年12月頭。出発の3か月前。2週間だからこの期間で間に合ってますが、1年とかの方は1年前から準備した方がいいと思います。

「留学」というと人生の一大事みたいでドキドキハラハラなわけですが、分厚い手引書が送られてくるわけでもなく、当日現地に行ってください~というあっさりした感じでした。

一番心配だったのは「調理技術についていけるかどうか」。イタリアだからどうとか外国だからどうとかはあまり…というかほとんど心配していませんでした。日本語の通訳の方がいますし、そう!私にはiphoneという何億人分もの知識を詰め込んだ現代の魔法の箱があるから。自分が出会うトラブルや疑問は、もう経験済みの人がこの世に必ずいるだろうというのが私の持論です…。ので、イタリアのみならずどこかで迷ったときは検索すれば解決できるだろうという他力本願な気持ちでいました。

一番重要なのは!「ネットがつながるかどうか」(私的に)

イタリア料理留学を含めて今回の滞在は45日。イタリアとフランスに滞在する予定。フリーWi-Fiがあるとはいえ、どこの国にいても、なんなら日本にいてもスタバ以外それをうまく使いこなせたことがない…。なので通信環境だけは早めに調べておきました。

持ち物・服装

フィレンツェの3月の気温を調べたら14度。北海道の道北から比べるとかなり暖かい。洗濯機もあるらしいし、なるべく荷物を減らしていきたい。最低限の防寒具として厚手のパーカー、そして黒いパンツ、トップス3~4枚、下着という少な目の衣類。一応パソコン。洗濯洗剤少し。薬、洗面用具、充電器、変換器、など。あと忘れてならない梱包材、プチプチ。ヨーロッパは瓶の調味料が多いので、持ち帰り用に必須。

自宅には、45日間のスケジュールと、利用する航空会社のバウチャー、泊まるホテルのバウチャー、パスポート、運転免許証、保険証、海外保険などのコピーを一式、ファイリングして夫に託しました。万が一の時、どの日にどこにいたのかなるべく分かるようにするためです。

基本的に、向こうで買えないものを持っていくイメージで準備しました。服や靴、下着なんかは結構安く手に入りますが、文房具はとても高いし、プチプチのようなものは存在すらしてないことがあります。(文房具が高いのは今回の渡航で知りました)新聞紙などで代用できないこともないのですが、空港でスーツケースはとても雑に扱われますので、梱包材があった方が安心だと思います。薬の販売も国によって様々で、日本では簡単に買える薬が買えなかったり、自分の症状が説明できないと売ってもらえなかったり…。普段あんまり使わない薬でも多めに持ってった方がいいかな~と思います。薬に関しては行くたびに変わっていて、前回買えたから~という気持ちで行くと買えなかったりします。まさしく私がそれで今回泣きを見ました。

予約など

飛行機の手配は早めの方が安いので早めにしました。でも行きの便と帰りの便の日付が離れていたため、結構高額に…。裏技?として、往復で買った方が安いチケットは往復で買って、帰り道の分を捨てるとかなんとかそういう方法もあるようです。細かいことは他の記事でお話しますが、今回は、イタリア国内の他の都市や、フランス、ベルギーなどにも行ったので、後日移動手段のことなどまとめていきたいと思います。

フランスではホームステイやアパートを借りながら生活していたので、その手配と、あと!料理の勉強のためミシュラン☆付のレストランも日本にいる間に予約していきました。

万が一、向こうでネットがつながらなくて調べられないと困るので、電車のチケットの買い方などはあらかじめサラっと調べておき、ネットがつながらない環境でも確認できる旅行本も持っていきました。

ヨーロッパはスリが多く、ほんの少しの気の緩みで現地の人でも被害に合うことがあります。初めて尽くしだと、他のことに気を取られている間に…となるのを防ぐために、ほんの少しだけでも知識を入れてから行くようにしました。また滞在期間が長くなると「慣れ」が出来てこれも危ないなと思っていました。私自身は、本当にボケっとしてて、抜けてるところがたくさんあるので、正直、自分で自分が信用できません。全体的には「まぁ猫の国に行くわけじゃないし、言葉通じなかったら絵を描けばいいし、なんとかなるだろう」と思っているのですべての情報は100%ではなく30%くらいで留めて、余白の70%を現地(ほぼインターネットの力)でどうにかしようと考えていました。そんなにうまくは行かなかったですけど(*’ω’*)

イタリア料理留学②「学校選び」

イタリア料理留学④「お金」

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